「東京デザインデータベース」は、都内中小企業とデザイナーをつなぐコラボレーション応援サイトです。◆デザイナーの探し方中小企業の皆様がデザイナーと一緒に仕事をしようとするとき、
「誰に頼めばいいか」「どうやって探せばいいか」と悩んでしまうのではないでしょうか。
デザイナーを選ぶ際には、デザイナーが得意とする分野、事務所の規模、経験などが
判断の手掛かりとなります。
「東京デザインデータベース」では、様々な項目を設けてデザイナー検索機能の向上を図っています。
デザイナー検索のポイントについて別ページにまとめていますので、ご覧ください。
https://www.designer-db.tokyo.jp/information/tmgInfoDetail?id=a020K00001kEFn9◆デザイナーと一緒に仕事をするときのポイント(1)デザイン料金についてデザイナーに委託する場合、料金の目安がわからないので、躊躇してしまう
中小企業も多いのではないでしょうか。
デザイン料金は、デザイン分野やデザインする対象、事業規模や開発期間、デザイン作業の条件、
デザイナーのキャリアなどによって大きく異なりますので、相場や標準料金を一律に示すことは困難です。
一方で、個別にデザイン料金の目安を探っていくためには、例えば下記のようなやり方が考えられます。
① 以前に依頼した時のデザイン料金を参考にする
② デザイン会社や印刷会社のHPなどに掲載している料金表を参考にする
③ デザイン支援機関や既知のデザイナーに相談し、参考となる情報(費用項目や項目内容など)を教えてもらう
④ 事前にデザイナーに問い合わせ、価格表や見積りを取り寄せる
いずれにしても、料金設定の前提が各社で異なる場合があるため、
上記の目安はあくまでも参考として捉え、まずはデザイナーに相談してみるのがよいでしょう。
(2)契約書についてデザイナーに委託する場合は、契約を結びましょう。
契約書で業務範囲や責任などを明らかにしておけば、トラブルを未然に防ぐことができ、
互いに安心して業務に取り組めます。
契約書には下記の項目を明記するとよいでしょう。
①依頼内容
②作業期間
③デザイン料
④知的財産権とその帰属
⑤遂行要領(仕事の進め方について相互確認するもの)
⑥義務事項(秘密保持など双方の義務を確認するもの)
契約形式、デザイン料の考え方やデザイン料の支払い方式、契約書例については、
公社発行の「デザイン活用ガイド」に詳しく記していますので、ご確認ください。
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/shien/design/guide.html